令和5年度 第2期定例研修

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R5.9.6小松能美保護司会第2期定例研修1

 令和5年9月6日(水)午後1時30分から小松市第一地区コミュニティセンターにて、第2期定例研修を開催しました。「薬物事犯対象者等の処遇について」をテーマに金沢保護観察所 澁谷星香担当保護観察官に講義をしていただきました。

 

 薬物依存の問題を抱える方への支援については、第二次再犯防止推進計画でも引き続き盛り込まれる等、重要なテーマとなっています。

 薬物使用が繰り返されることの背景には、薬物依存症という問題が存在しており、覚せい剤等の違法薬物の使用は、「犯罪」であると同時に「病気」としての側面も有しているとのことでした。

 今回の研修では、薬物依存についての理解を深め、薬物事犯対象者の処遇の充実に資することを目的として、知識を深めることが出来ました。

 
 研修内容として、1.薬物依存症とは 2.依存を引き起こす薬物 3.薬物依存の7つの特徴 4.薬物乱用防止プログラム 5.本人への対応 6.家族への対応 7.依存症に関する相談窓口・自助グループなどについて学びました。

 最後に、3~4名のグループにわかれ、事例検討を行いました。各班の代表者が、意見を発表し終了となりました。

 

ー薬物依存の方に大切なことー

1.薬ではなく人を頼れるようになること。

2.今ある ❝薬物と関わりのない生活❞ を大切に思えるようになること。

3.保護観察が終わっても、地域にある支援機関につながり続ける気持ちを持つこと。

 

 

参加保護司 31名

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