令和5年度 第1期定例研修

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R5.5.29小松能美保護司会第1期定例研修1

 令和5年5月29日(月)午後1時30分から小松市第一地区コミュニティセンターにて、第1期定例研修を開催しました。「しょく罪指導プログラムについて」をテーマに金沢保護観察所 澁谷星香担当保護観察官に講義をしていただきました。

 

 しょく罪指導プラグラムとは、被害者のある重大事件を犯した対象者に対して平成19年から実施してきたプログラムですが、「更生保護の犯罪被害者等施策の在り方を考える検討会」提言(令和2年3月)や第4次犯罪被害者等基本計画(令和3年3月)を踏まえ、改めて全体を見直しました。一部対象を拡大し、被害者の心情等を踏まえた保護観察処遇の一層の充実に向けて、令和4年10月から新しい「しょく罪指導プログラム」が実施されています。

 
 しょく罪指導プログラムは、「保護観察対象者が被害者の痛みを学び、被害者に対する慰謝の措置を考えること」が、真に意味のある更生のために必要不可欠なアイテムです。

 
 今回の研修で、しょく罪指導プログラムの概要を学び、実施する際の留意点等を検討しました。保護観察の処遇の実効性を高めることを目的に、プログラムの適切な運用を図っていきます。

 

 

参加保護司 28名

 

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