第3期定例研修を平成29年11月7日(火)午後1時30分から寺井地区公民館で開催しました。
前回の第2期定例研修においては、薬物依存のある方を地域社会全体で支える必要性について勉強しましたが、今回の研修では、否認の病気であるといわれる薬物事犯者の心理を理解し、生活環境調整・保護観察の事例において、本人または家族を地域における治療や支援に繋ぐためにどのように援助していくか、事例を通じて具体的の問題点や働きかけを、グループに分かれ話し合いました。
グループ討議では、活発な意見が飛び交う中、薬物依存者の多くは「自己評価が低く自分に自信が持てない」「本音を言えない」「見捨てられる不安が強い」「孤独」などの特徴があり、これらを理解して関わることが必要だと再認識しました。それぞれの保護司が、これまでの薬物依存者のイメージ・先入観を取り払うことや、保護観察が終了した後の薬物事犯者の精神状態も不安と考え、今後の課題として、さまざまな支援が必要になってくるだろうと話し合われました。
参加保護司 37名
次回定例研修は3月、会場は寺井地区公民館を予定しております。