小松能美保護区保護司会では毎年、協力組織部会と総務部会で社会貢献活動を実施しています。保護観察の諸活動の充実強化の一環として保護観察対象者に社会貢献する意味を知ってもらう目的で、今年は「小松こども医療福祉センター」の清掃作業を計画しました。
令和7年11月10日(月)午前9時半に集合しました。残念ながら今年は秋の澄み切った青空のもとの作業とはいかず、あいにくの雨で屋内作業となりました。。
が、センターの計らいにより施設内を見学させていただけることになり、はじめに当保護司会協力組織部会新川部会長より作業開始のあいさつがありました。
そして深田支援指導課長のお話、センターの成り立ちから病院と社会福祉事業の説明を受け、各部門をまわり入所者にあいさつしながら生の現場の様子を見ることができました。保護観察対象者にとって心を打つ光景であったと思います。更生に繋がる見学でした。
職員の皆さんの日頃のご努力、入所者に常に愛情をもって接し、関わっておいでるお姿に感銘を受けました。職員の皆さんは、入所者の喜ぶことをしたい!喜ぶ姿が見たいと常に思っておいでるのだなと感じました。せっかくなので丁寧に案内をしてくださった深田さんをパチリ!(^^)!
ありがとうございました!
施設見学の後、本来の目的である清掃作業に移りました。4グループに分かれて入所者が利用している車椅子の清掃をしました。タオルで一台ごとに座の部分や車輪を拭いたり、歯ブラシでこびりついた汚れを落とし綺麗にしました。
職員の方もほめ上手で、一同気持ちよく作業を進めることが出来ました(‘◇’)ゞ入所者の日々の生活に役立つことができて心温まる思いをさせていただきました。
社会貢献活動は、保護観察対象者が社会に貢献することで地域での存在感に目を向けた取り組みで、強制的な参加ではなく自主的な参加です。今回の社会貢献活動で、本活動を継続的に進めていくことの大切さを確認できました。対象者が社会の一員として生活していけるように、再犯防止に向けた活動を地道に重ねていきたいと思います。
作業終了後、センターの方々からお礼のあいさつがありました。こちらこそ業務多忙の中、準備をし丁寧に対応してくださった職員の皆さんに感謝申し上げます。
ありがとうございました!
参加者 17名
うち保護観察対象者3名
保護者1名
担当保護観察官1名
保護司12名





