令和7年10月2日(木)13時30分から小松市第一地区コミュニティセンターにて、小松能美保護区保護司会主催の「更生保護特別講座」を開催しました。
参加対象は、保護司、更生保護女性会員、BBS会員です。
講師に、徳山和宏氏(徳山オフィス代表 研修講師 理学療法士)をお招きし「生成AI時代における保護司の役割」という演題で、講義をしていただきました。
この講座を企画した目的は、犯罪は年々深化しており、更生保護に係る保護司・更生保護女性会・BBS会の方々には、先手の学習が必要と考えたからです。
近年のAIの進化に伴って起こりうる様々な事案やその対応、AIを活用する利点、悪用した場合の犯罪について学習しました。
はじめにAI初心者のためのわかりやすい説明の後、パワーポイントで講師によるチャットGPTのデモンストレーションがありました。実際の画面で講師がいくつものパターンを実演するため大変わかりやすく楽しく学べました。そのあと、受講者による演習もあり、自身のスマホでチャットGPTを体験することが出来ました。
これからの時代、保護司もAIをうまく活用すれば「報告書作成 心理理解 声掛けアイデア 時短 視点が広がる」などのメリットがあることがわかりました。
但し、すべての情報を鵜吞みにせず自分なりに修正してうまく使うことが大切で、生成AIはあくまでも道具であることを忘れない。
AI時代だからこそ、知識よりも「人間力」が問われ、これまでの人生経験が生きてくるのだと感じました。
研修内容
1部「ネット社会と青少年の現状」
2部「保護司とAI」
参加者
保護司 26名
更生保護女性会員 13名