令和4年12月14日(水)午後1時30分から小松市第一地区コミュニティセンターにて、第3期定例研修を開催しました。「面接技法について」をテーマに金沢保護観察所 窪田主任保護観察官に講義をしていただきました。
対象者と保護司を繋ぐ唯一の接触手段である「面接」。保護観察の過程で最も重要な手段となっています。より良い効果的な面接をするために、人とのかかわりについて基本的な理論や技法を学びました。
そこで今回の研修で、窪田主任官の講義とともに、面接場面をイメージしながらグループごとにロールプレイ(役割演技)を行いました。3人一組になり、保護司役、保護観察対象者役、観察者に分かれ、打合せ無しで実際に演技を行い、その感想を話し合いました。会話のテクニック である ①うながし技法(傾聴)②繰り返しの技法 ③質問の技法 ④言い換えの技法 ⑤共感の技法 ⑥自己開示(個人的な見解や経験などを相手に伝えること)など、どのグループも勉強の成果が表れていました。
その後、グループごとに発表を行い、時間いっぱい盛り上がりました。
最後に、面接時の座り方(対象者との位置関係)によっても印象が変わってくることを学びました。
参加保護司 31 名