令和元年度 第1期定例研修

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第1期定例研修観察所長講義2019.6.11

 令和元年6月11日(火)午後1時30分から小松市第一地区コミュニティセンターで第1期定例研修を開催しました。

 今年度最初の定例研修は、「依存症(基礎編)~その背景にあるもの~」というテーマで、金沢保護観察所 合田裕憲所長にお話をいただきました。

第1期定例研修の様子2019.6.11

  近年、覚せい剤事犯対象者をはじめとする依存症等類型(性犯罪・精神障害等を含む)に認定される保護観察事件数は増加の傾向にあり、保護観察事件の半数がそうした処遇の難しい事件となっています。

 そこで、今回の研修では、依存症(基礎編)として薬物事犯者をはじめとする各種依存症の背景にあるものについて考察を加え、各種依存症等の問題を抱える保護観察対象者に対する処遇の充実・強化に資する知識を獲得することを目的に勉強をしました。

 

 様々な事例を交えながらご講義をいただき分かったことは、依存症の問題を抱える対象者と向き合うには、「常識(正論)は通用しない→だから保護司は知識(勉強)が必要になる」ということでした。

 

 合田所長には、限られたお時間の中で、ユーモアあふれるわかりやすい講義をしていただき、保護司一同、大変感謝を申し上げます。

 ありがとうございました。

 

参加保護司35名

 

 次回定例研修は、9月末ごろを予定しております。会場は寺井地区公民館です。

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