平成30年9月13日(木)午後1時30分から第2期定例研修会を寺井地区公民館で開催しました。今回は「住居の定まらない対象者への処遇について」というテーマで、金沢保護観察所 前田観察官に講義をしていただきました。
住居の確保は、地域社会において安定した生活を送るための大前提であって、再犯防止の上で最も重要であるといっても過言ではありません。
行き場のない者は短期間で再犯に至ることが多いため、その受け入れ先として「更生保護施設」および「自立準備ホーム」があることやその役割、生活困窮者のための制度等を勉強しました。
この研修では、再犯防止の観点からも、緊急的に当面の住居を確保し、その後の自立及び定住につなげる取り組みが必要であるということを学びました。
引き続き、8月22日(水)東京で開催された「保護司処遇におけるSST研修」の参加報告が、徳山保護司よりありました。
SSTとはソーシャル スキルズ トレーニングの略で、対人スキル訓練のことです。保護観察等の処遇の向上を図るなどを目的とした研修会で学んだことを発表し、終了となりました。
参加保護司 36 名
次回定例研修は、『11月13日(火)午後1時30分~小松市第一地区コミュニティセンター」を予定しています。